生活習慣病を予防する特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
太ももをほっそりさせたい。太ももの内側を引き締めたい。そうした願望はありませんか?今回は、そうした方必見!太ももの内側を刺激してシェイプアップする方法をお伝え致します!
太ももの筋肉は「大腿四頭筋」「ハムストリングス」「内転筋」の大きく3つの筋群に分けることができます。大腿四頭筋は、太ももの表面にある大きな筋肉であり、股関節を曲げる、膝を伸ばすときに使う筋肉であるため、歩く・走る・ジャンプする・しゃがむなどの日常動作の際に活躍してくれています。また、ハムストリングスは、太ももの裏にあり、大腿四頭筋とは反対に股関節を伸ばすとき、膝を曲げるときに使っています。
そして、今回詳しくみていくのが太ももの内側にある筋肉、内転筋です。内転筋を構成する筋肉は下記のようになっています。内転筋は主に足を閉じる働きをする筋肉です。
なぜ太ももは太くなりやすいのでしょうか。太ももが太くなる3つの原因についてみていきます。
血流が滞っていることで細胞に酸素や栄養素が十分に行き渡らずエネルギー産生が低下してしまいます。すると、下半身の脂肪が燃焼しにくくなり太くなってしまうのです。冷え性の方は身体を温める生姜やスパイス、タンパク質などを食事で摂取することや、入浴などで血流をよくするように心掛けましょう。
骨盤がゆがむと、血液やリンパ液の流れが悪くなります。すると、代謝が低下し脂肪がつきやすくなるほか、老廃物を排出する働きが鈍くなり、太ももが太くなる原因となります。座る時に脚を組む、片足に重心をかけて立つ、かかとの高い靴ばかり履く、いつも同じ方の肩にバッグをかける、猫背、反り腰などのクセがある人は骨盤のゆがみを引き起こしやすいため注意しましょう。
筋肉量が少なければ骨盤を十分に支えることができず、ゆがみやすくなります。また、血流が悪くなるほか、リンパの流れも滞りやすくなり、むくみにもつながります。つまり、筋肉をしっかりと付ければ、上記に示した問題が解消できるというわけです!
太ももの筋肉の中でも、特に内転筋は日常動作ではなかなか使われにくい部位であるため、たるみやすく脂肪が付きやすい場所であるといえます。
キュッと締まった太ももを目指しエクササイズをしてみましょう!
※脚を「開く⇔閉じる」を繰り替えしましょう!
※逆サイドも同様に行います。
足の上げ下げはできるだけゆっくり行いましょう!
※この状態をしばらく維持しましょう!
寝ながらでも、椅子に座りながらでも簡単にエクササイズができます!
どのエクササイズを行う場合にも、太ももの内側の筋肉が使われていることを意識して行うようにしましょう!毎日5分行うだけでも確実に身体は変わっていきます!シュット引き締まった太ももを目指しぜひ継続してみて下さい♪