生活習慣病を予防する特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
皆さんのお尻…垂れ下がってきてはいませんか?お尻を鍛えることで、見た目の美しさはもちろんのこと、代謝を上げて生活習慣病を予防することにも繋がります!お尻の筋肉の底力を今回はご紹介させて頂きます!この記事を読むことでお尻の筋肉の重要性に気づき、日頃からお尻を意識した生活を心掛けて頂けるようになれば幸いです。
では、まずはお尻にある筋肉についてみていきましょう!
お尻の筋肉の中でも一番大きな筋肉です。大殿筋は骨盤の後ろから太ももの横まで伸びており、表層に位置しています。直立歩行をするヒトでは特に発達を遂げ、直立姿勢の維持や歩行に重要な役割を果たしています。
大殿筋の深部に位置しており、大殿筋の半分程度の大きさの筋肉です。中殿筋は、足を横に広げたり、股関節の動きをサポートする筋肉です。歩行中の骨盤を支える役割も持ちます。
小殿筋は、中殿筋のさらに深部に位置しており、中殿筋の約半分程度の大きさの筋肉です。中殿筋と共に股関節の動きや、歩行中の骨盤を支えてくれています。
今回は、忙しい毎日の中でも継続できるながら筋トレをご紹介します。
歯磨き中、ドライヤーで髪を乾かしている間などにできる立って行う筋トレや、テレビを見ながら、ベットの上で寝ながらできる筋トレをご紹介します!
<バックキック(大殿筋のトレーニング)>
<ヒップリフト(大殿筋のトレーニング)>
<サイトレッグレイズ(中殿筋のトレーニング)>
3秒かけて上げ、上がったところで3秒停止。
3秒かけてゆっくり下す
お尻の筋肉を鍛えることでヒップアップするため、お尻が上に上がった分足が長く見えるようになります。また、お尻の筋肉が少ないと体の重さを太ももの筋肉(大腿四頭筋)で支えるようになるため、太ももが発達し、太くなりやすくなります。太ももの太さや張りが気になる方は、ぜひお尻の筋肉を鍛え、太ももへの負荷を減らせるようにしましょう!猫背や反り腰になっていると、上手くお尻の筋肉を使えず太ももに負荷がかかるため、姿勢も気を付けるようにしましょう!
お尻にある大殿筋は体中の筋肉の中でも、とても大きな筋肉です。大きな筋肉を集中的に鍛えることで、より効率的に代謝を上げ、痩せやすい体を手に入れることが出来ます!
また、お尻の筋肉を鍛えることで、より下半身が安定し、歩行中の転倒などを防止することが出来るようになります。高齢者の方は特に太ももの筋肉だけではなく、お尻の筋肉を意識して鍛えることがオススメです。
いかがでしたか?お尻の筋肉を鍛えることの大切さがお分かりいただけましたでしょうか?意識しないとなかなか使わないお尻の筋肉ですが、少し意識するだけで、見た目の美しさ、そして生活習慣病予防や転倒予防、ロコモ予防にも繋がります!今回ご紹介したながら尻筋トレをぜひ試してみて下さい♪