生活習慣病を予防する特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
5月は新しい環境にも慣れてくる時期ですね。また、ゴールデンウィークなどの楽しいイベントもあります。そんなこの季節、なんだかやる気や集中力が出なくて困ったりしませんか?今回は、集中力・やる気アップに効果のあるハーブ・アロマをご紹介します。
ローズマリーは「海の雫」という意味のラテン語で、「若返りのハーブ」とも呼ばれ、肌を強化し引き締める効果があります。14世紀のハンガリー女王がローズマリーを用いて若返ったという逸話もあるほどです。また、大脳辺縁系の海馬という記憶を司る組織に働きかけて、集中力や記憶力を高めてくれる効果があるという研究結果も出ている、優れたハーブです。
強い爽快感のある香りが特徴のこのハーブは、古くは古代ローマから親しまれ、現在でもお菓子や歯磨き粉など、様々な商品に使用されています。ペパーミントの香りには眠気を覚まし、頭をハッキリとさせる効果がありますので、長時間の運転やお酒を飲みすぎた時に持っておくと便利です。また、花粉症などのアレルギーや乗り物酔いにも効果があります。
グレープフルーツは気分をリフレッシュしてくれる爽やかな香りが特徴で、柑橘系のアロマオイルの中でも人気の高い香りです。落ち込んでいる時や気持ちが暗くなっている時にこの香りを嗅ぐと、明るい気持ちになる事が出来ます。また、グレープフルーツの香りには体脂肪の燃焼を増進させる効果もあります。
アロマオイルを使用してマッサージを行います。アロマの香りでリラックスが出来る上、素肌から有効成分を直接吸収する事が出来ます。また、代謝機能の増進や血行促進などの効果も期待出来ます。
※マッサージの際には必ずキャリアオイルで薄めたマッサージオイルを使用して下さい。精油の原液を直接肌につけないよう注意して下さい。
時間がない時でも簡単にアロマテラピーの効果が得られる、お手軽な方法です。ちょっとした時間で出来るので、勉強や仕事のリフレッシュに向いています。その他、肩こりや手荒れにも効果があります。
※入れる量に注意して下さい。精油は水に溶けないため、入れすぎると精油の原液が直接肌に触れてしまいます。
集中力が出ない、やる気が出ないという時にはぜひ試してみてください。きっとスッキリとした気持ちになれますよ。
来月のテーマは、「体臭・加齢臭 ~ハーブ・アロマと健康~」です。