生活習慣病を予防する特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
「神々と信仰の国」または「喧騒と貧困の国」といわれるインド。5000年の歴史を誇り、多様な宗教、言語、文化を持つ民族がひしめき合って1つの文化圏を作っています。
首都 | ニューデリー |
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人口 | 約10億2,702万人 |
言語 | ヒンディー語 |
平均寿命 | 男性63.9歳、女性66.9歳 |
インドは総面積で世界第7位、328万7263平方キロメートル(日本の約9倍)の広さを持つ国で、28の州と7つの連邦直轄地域があります。南にインド洋、北には雪を被るヒマラヤ山脈、西には灼熱のタール砂漠やインダス川、東にはガンジス川、他にも長い海岸、熱帯雨林などインドの地理は多様性に富んでいます。
インドといえば「暑い」というイメージが一般的ですが、広大な国土を持つだけあり、その気候は非常に多彩です。ヒマラヤの山地は身を切るほどに寒く、北部の砂漠はカラカラに乾燥しています。アッサム地方は、世界で最も雨の多い場所の1つで、タール砂漠は年間を通じてほとんど降雨量がありません。
広大な土地の中に多くの言語や民族文化があり、それぞれが数千、数百年の独自の歴史を持っているため、インド文化も多様です。しかしインドの人々は、民族文化に固執する一方で、国自体を1つの「母なるインド」として古くから意識してきました。広大な土地の中で、様々な異文化を受け入れ、独自の文化を確立していきました。
インドは世界一の映画大国と言われます。
インドでポピュラーなのはなんといっても歌と踊りが入る娯楽映画です。その製作本数は年間800~1,000本と言われ、一時テレビの普及にともなって不況が続いたものの、現在でも庶民の最大の娯楽です。
一般のインド人にとって映画館はちょっとした「ハレの場」であり、家族の行楽でもあります。
インド女性といえば、額の赤い印が思い浮かびます。
「ビンディ」と呼ばれるこの装飾は、現在では宗教に関係なくインド女性のおしゃれの1つとして一般的ですが、もともとはヒンドゥー教徒特有のものでした。ヒンドゥー教では額は生気の宿る神聖な場所と考えられており、色粉などで様々な装飾を施す習慣があるのです。
インドの市場では台紙にきれいに貼られたシール状のビンディがたくさん売られています。
インドの医療技術水準は国際的にも高レベルです。私立病院には、最先端医療機器や設備が整っています。しかも、物価水準が低いため、これらの病院で手術にかかる費用は欧米の数分の1程度で済みます。
安価な費用で高度な医療サービスを受けることができ、英語が通じることなどから、欧米や近隣のアジア諸国からインドの病院を訪れる外国人患者は増えています。豊胸手術や脂肪吸引なども行っているので、美しくなることを目的にインドを訪れる医療ツアーなどもあるそうです。
マンゴーはトロピカルフルーツの代表ともいえる果物で、栽培の歴史は古いです。日本でもようやくインド産マンゴーの輸入解禁となり、日本にいながらにしてインドのマンゴーが楽しめるようになりました。 マンゴーにはビタミンA、β-カロテン、ビタミンC、葉酸が豊富に含まれています。特にビタミンAの含有量は果物の中でもトップクラスに位置し、マンゴー1個で1日の必要摂取量分を摂取することができます。まだ青いうちはビタミンCの含有量が多く、よく熟すほどβ-カロテンの量が増えます。
牛乳 ……180cc
卵黄 ……1個分
砂糖 ……40g
粉ゼラチン ……4g
白ワイン(なければ水) ……30cc
生クリーム ……100cc
マンゴー(缶詰) ……3~5切れ
マンゴーの缶詰の汁 ……15cc
レモン汁 ……小さじ1
ミントの葉(飾り用) ……4つ
(下準備)白ワインに粉ゼラチンをふり入れ、ふやかす。 生クリームは六分立てにしておく。
ボウルに卵黄と砂糖を合わせ混ぜ、レンジなどで温めた牛乳を少しずつ加え、混ぜる。
2を鍋に移して弱火にかけ、沸騰寸前まで木べらで混ぜながら加熱する。火からおろし、1のゼラチンを加えて溶かす。
冷水などであら熱をとってから、泡立てておいた生クリームを合わせる
マンゴーを1cm角に刻んで、缶汁とレモン汁をまぶして4に加える
カップに注ぎ入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
ミントの葉を飾って、完成! お好みでムースの上にジュレをかけるとさらにおいしくいただけます。 ※写真は、ジュレをかけている例です。
ジュレの作り方
マンゴーピューレ150cc(マンゴーをミキサーにかけたもの)+水でふやかしたゼラチン2.5gをレンジにかけて溶かし、混ぜ合わせる。
必ず、荒熱を取ってから、冷やし固まったムースの上にかける事!!
来月のテーマは、「メキシコ ~世界の人々の暮らし~」です。