生活習慣病を予防する特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
骨や歯、血液中に存在しています。
血液中や細胞の中に存在するカルシウムは、体内の総カルシウム量のわずか1%ですが、血液をつくったり筋肉を収縮させたりと大切な役割をしています。カルシウムが不足すると、細胞の働きが鈍くなり、体調に異変があらわれます。また、血液中のカルシウムが減ると、副甲状腺ホルモンの指令で破骨細胞が骨からカルシウムを削りとってしまい、骨が弱くなります。
カルシウムが腸管で吸収される率は低く、牛乳や乳製品で約50%、小魚などは約30%、野菜は20%弱となっています。ビタミンDにはカルシウムの吸収を促す作用があるので、干ししいたけや背の青い魚などを一緒にとるとよいでしょう。
食品 | カルシウム(mg) |
---|---|
牛乳(200ml) | 227 |
ヨーグルト(100g) | 120 |
チーズ(20g) | 126 |
スキムミルク(大さじ3杯) | 198 |
豆腐(1/2丁) | 180 |
しらす干し(20g) | 42 |
ひじき(煮物1鉢) | 70 |
小松菜(おひたし1鉢) | 75 |
干しえび(素干し) ……10g
セロリ1/2本 ……35g
焼きのり …… 1/2枚
とろけるスライスチーズ ……2枚
春巻きの皮 ……2枚
小麦粉・水(春巻きの皮のり用) ……適宜
揚げ油 ……適量
セロリは筋を除いて3㎝の長さに千切りに、焼きのりは4等分に、春巻きの皮とチーズを半分に切る。
春巻きの皮の中央に焼きのり、チーズの順番に重ね、セロリと桜えびを乗せる。
小麦粉のりをつけて巻き、両端を留めて棒状にする
揚げ油を170℃熱して揚げて、斜めに切る。
お皿に4を盛り付け、好みでケチャップなどをかける。
来月のテーマは、「マグネシウム ~体に必要な「ミネラル」ってなんだろう??~」です。