生活習慣病を予防する特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
今年は猛暑日が続き、なかなか秋の足音が聞こえてきませんでしたね。11月に入りやっと秋らしくなってきました。
10~11月は七五三の季節でもあります。
七五三は男の子は5歳、女の子は3歳と7歳の年の11月15日に成長を祈って神社や寺などに詣でる年中行事です。昔は子どもの死亡率が高かったためこの年齢ごとにお祝いをしたようです。
昔は数え年でしたが現在は満年齢で行われることが多くなっています。
七五三の風習が定着したのは明治時代ごろと言われています。昔、日の吉凶を占うにあたり二十八宿(にじゅうはっしゅく)というものがありそのうち最良の吉日とされたのが鬼宿日といい11月15日がそれにあたり、明治時代にこの日になったようです。それまでは一定の日は決められていませんでした。
現在は、こだわらず10月~11月の休日などに行うようになりました。
七五三は家族や祖父祖母と神社へお参りし、その後みんなで祝い膳を囲みます。最近の七五三の食事はみんなで食事ができる場所でいただきます。お赤飯はお祝い返しとしてもよく出されます。
七五三では、千歳飴を食べてお祝いをします。千歳飴は、親が子どもに長寿の願いを込めて、細く長くなっており(直径約15mm以内、長さ1m以内)、縁起が良いとされている紅白それぞれの色が着けられています。
千歳飴は、紅白で縁起が良いだけではなく鶴亀や松竹梅などの縁起の良い図案の描かれた千歳飴袋に入れられており、節分の豆と同じく年の数だけ袋に入れると良いといわれています。伝統や格式を重んじる菓子屋では以上の手順を経て作った千歳飴を神社に納め、お祓いを受けてから店頭に並べていることもあります。
ぶり(かんぱち) ……4切れ
片栗粉 ……大さじ4
小麦粉 ……大さじ4
カレー粉 ……小1(お子さんの年齢や好みで加減してください)
揚げ油 ……適量
レモン ……1個
下味調味料
しょうがのしぼり汁 ……大さじ1
酒 ……大さじ2
みりん
魚は一口大のそぎ切りにし、下味をつけます。
魚の下味の汁気をふき、片栗粉、小麦粉1:1、カレー粉で作った衣をつけます。
揚げます。
来月のテーマは、「大晦日(年越しそば) ~ 行事食~」です。