生活習慣病を予防する特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
便秘とは、食べ物が長時間腸内にとどまり、水分が吸収されて便の硬さが増して排便がしにくく、苦痛や支障をともなう状態をいいます。
人によっては排便回数が一日2~3回のことも、一日おきのこともあります。とりたてて苦痛がなく、特に健康状態に障害がなければ問題はありません。
神経質であり、ストレス、環境の変化で胃・大腸反射が起こりにくくなることもあります。
このような過敏性腸症候群は、自律神経のバランスが乱れ、腸の働きが異常になり、それを苦痛と感じるようになった状態といえます。
一時的に起こることが多く、急性便秘の多くはこのタイプです。
蓮根 ……200g
山芋 ……180g
アスパラガス ……100g
いんげん ……100g
オクラ ……8~10本
みょうが ……4個
にら ……1/2束(約50g)
たれ
酒・しょうゆ ……各大さじ4
材料を切る
・蓮根…皮をむいて6~7cmの長さに切り、穴に平行に1cm角の拍子切りにして酢水にさらす。
・山芋…皮をむいて6~7cmの長さに切り、1cm角の拍子切りにして酢水にさらす。
・アスパラガス…はかまをとって食べやすい長さに切る。
・いんげん…すじを取って食べやすい長さに切る。
・オクラ…へたの周りの固い部分を回し切りにする。
・みょうが…たてに1/2~1/4に切る。
野菜は食感を損ねないように、固めに茹でましょう。
・酢を少々加えた湯にみょうがをくぐらせ、続いて蓮根を1~2分、山芋をさっと茹でる。
・別に塩を少々加えた湯でアスパラガス、いんげんは2~3分、続いてオクラをさっと茹でる。
・それぞれ冷水にとって水気を切る。
おくらを斜め半分に切る。
にらのたれをかける。
調味料をひと煮立ちさせて冷ましておき、みじん切りにしたにらを混ぜる。
来月のテーマは、「下痢 -クスリになる食材あれこれ-」です。