認知症についてabout
認知症とは
一度正常に発達した知能が日常生活を営むことのできなくなるくらいに、衰退してしまう状態をいいます。加齢による知的機能の低下とは異なります。発症割合の高い代表的なものとして、「アルツハイマー型認知症」「脳血管性認知症」があります。
認知症の原因と症状
- アルツハイマー型認知症
脳内にアミロイドβと呼ばれる異常なタンパク質が蓄積することで、脳の神経細胞が死滅し、脳の萎縮が進行します。記憶をつかさどる海馬を中心に萎縮していくため、記憶障害が出やすい。また、時間や場所などが認知できなくなる見当識障害も起こります。 - 脳血管性認知症
脳梗塞や脳内出血などが原因で、障害を受けた脳の部分の認知機能が低下します。手足のまひや言語障害などが伴うこともあります。
認知症の主な検査
- 認知機能検査
- 頭部CT、MRI
- 内科的検査
認知症の予防
アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症が大半を占めるため、これらを予防することが大切です。知的な行動習慣や他者とのかかわりなどの社会的接触が関係していると考えられていますが、生活習慣を改善することも大切です。
生活習慣の改善には『食事』『ストレス』『運動』『環境』等、健康に関する体系的な知識が必要です。
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