健康管理士会愛知県愛知県

2020年12月 月例会を行いました

 

活動名 12月度月例会
日 時 2020年12月20日(日)13:21~15:39
場 所 ナディアパーク デザインセンタービル6階 市民活動推進センター集会室
地下鉄名城線「矢場町」駅より徒歩5分 (3密を避け実施)
参加人数 対面:会員24名 Zoom:会員10名
テーマ ほすぴ勉強会&会員活動報告(全時間Zoomで同時中継)
内 容
13:00-13:21 受付
13:21-13:30 開会挨拶
本日のスケジュール
11月度月例会アンケート報告:神谷理事
戸松理事長挨拶
新会員紹介:田中亜子さん、西原達郎さん
アイスブレイク:山田里見さん
13:30-14:19 ①学習会「ほすぴ178号」勉強会
担当:山田里見さん、質疑応答24分
14:19-14:30 休憩
14:30-15:32 ②会員活動報告担当:「AGE測定と評価、第2部」
長谷部武久さん、質疑応答35分
連絡事項:来年1月~4月の月例会予定:神谷理事
15:32-15:39 ストレッチ:小林知佐登さん、アンケート記入

①学習会「ほすぴ178号」もっと知りたい!食の知識~世界の食文化~
<要約>
国毎に気候・風土が異なるように、収穫される食材も、国毎に特徴が有り多種多彩な食文化が生まれました。例えば米は高温・多雨地で、小麦は低温・乾燥地に適し主食として利用されました。野菜・果物も同様です。また乾燥した草原を有する国では畜産が発達し肉や乳製品などを利用、海に面した国では海産物を利用し豊かな食文化が生まれました。
食と健康に対する考え方は、経験と実践的知識から「全ての食材には固有の性質があり、食べたもので体は作られている」という考え方が生まれ、食材の組み合わせを意識して多彩なメニューが作られました。
スパイスの食欲増進作用や腐敗防止・殺菌作用、薬効なども認識され利用されました。
医食同源とは、食により体が健康になれば、考え方と行動も前向きになり、結果的に病気を予防できる、という考え方です。この考え方が一番浸透した国が香港です。医食同源に加え、早起きして太極拳やハイキングなどの運動に励み、世界一の長寿国になりました。
私達も香港をお手本にして、健康長寿を達成しましょう。
②会員活動報告「AGE測定と評価、第2部」
<要約>
AGE(終末糖化産物)は、コラーゲンなど細胞の破壊・再生のスピードが遅いたんぱく質と余剰な血糖が時間をかけて結びつき「糖化」と呼ばれる反応を起こしたものです。
AGEが皮膚のコラーゲンに蓄積すれば弾力が失われます。血管や骨のコラーゲンに蓄積すれば動脈硬化や骨粗鬆症に繋がります。目の透明たんぱく質レンズクリスタリンも破壊・再生は行われませんのでAGEの蓄積は白内障に繋がります。脳の神経細胞も破壊・再生は行われませんのでアルツハイマー病などに繋がります。
AGEの蓄積を最少限にするには、食事では糖質の摂取量を適正化する、野菜を最初に食べる、同じ食品でもGI値(グリセリック指数)の低い食べ物を選ぶ、良く噛んで腹八分の食事を心掛ける、AGEを多く含む高温で調理された食物を最少限に控えるなどです。
食後はこまめに動くようにしましょう。食事の摂取エネルギーが運動のエネルギーより多い状態が続くと余剰なエネルギーは脂肪となり脂肪細胞に蓄えられ脂肪細胞から高血糖を引き起こす悪玉ホルモンが分泌されます。
ストレスも高血糖を招きますので運動などでストレスを発散させましょう。AGEが高い人は生活習慣を改善しましょう。
果物や葉野菜、オリーブなどに含まれる「イリドイド」と呼ばれる植物栄養素がAGEを減らすという研究が報告されていますので適量摂取を心掛けしましょう。


山田里見さん

長谷部武久さん

全時間Zoom中継

2020年11月 月例会を行いました

 

活動名 11月度月例会
日 時 2020年11月22日(日)13:20~15:43
場 所 イーブルなごや 視聴覚室
地下鉄名城線「東別院」駅より徒歩3分 (3密を避けて実施)
参加人数 対面:会員22名 Zoom:会員8名
テーマ ほすぴ勉強会&会員活動報告(Zoomで同時中継)
内 容
13:00-13:20 受付
13:20-13:30 開会挨拶
本日のスケジュール
10月度月例会アンケート報告:神谷理事
戸松理事長挨拶
アイスブレイク:稲垣美智子さん
13:30-14:29 ①学習会「ほすぴ177号」
担当:稲垣美智子さん、質疑応答34分
14:29-14:40 休憩
14:40-15:32 ②会員活動報告「AGE測定と評価、第1部」
担当:長谷部武久さん
AGE測定方法&結果の見方の説明後、参加者全員のAGE測定を実施。
質疑応答15分
15:32-15:43 連絡事項:12月~来年2月の月例会予定:神谷理事、戸松理事長
ストレッチ:市川元英、アンケート記入

①学習会「ほすぴ177号」もっと知りたい!食の知識~食が体質をつくる~
<要約>
体質とは”遺伝的素因と環境要因との相互作用によって形成される個々人の総合的な体の性質”と大辞泉では定義されています。
東洋医学では健康的な体質は食事、運動、呼吸、睡眠、心の健康の5つの環境要因のバランスと相互作用で作られる、とされています。その理由は体を動かすエネルギーや日々作り代えられる細胞・ホルモン・免疫抗体・神経伝達物質などの材料は、食事から摂った栄養素であり、これらの栄養素と酸素を隅々の細胞に届け不要になった老廃物を回収するのは血流と呼吸であり、良い血流は”ふくらはぎは第2の心臓”と言われるように、適度な運動によりもたらされるからです。
また日々の細胞の作り代えや修復、疲労回復は睡眠中に行われ、体温、血圧、呼吸数などを一定の範囲に保ち代謝を正常化させるのは自律神経系・免疫系・内分泌系のバランスと働きで、これらは心の健康状態により大きく影響されるからです。特に食事は、食材毎に糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素の含有量が異なりますのでバランス良く必要量を摂る知識が必要です。
体質チェックリストで自分の体質を確認し、もし問題が有れば、5つの環境要因から過不足を考え修正し、体質を改善し病気を予防し、健康長寿を達成しましょう。  
②会員活動報告「AGE測定と評価、第1部」
<要約>
全員のAGE(終末糖化産物)の測定を行いました。
自分の暦年齢よりAGE年齢が大幅に若かった2名の生活習慣を報告してもらいました。
2人共、共通点が多く、
食事は、”好き嫌い無く色々な種類の食事を楽しんでいる”、
睡眠は、”最低6時間を心掛けている”、
仕事は、前向きに取り組み、ストレスを家に持ち込まないようにしている”、
運動は、”週3回程夫婦で会話しながらジョギングを楽しんでいる”、
趣味は、”美術館巡り、旅行などであるが、ゆっくりマイペースで見学したいので1人で行っている”、
心の健康は、”夫婦間で一定の距離を保ち、干渉せずにお互いの行動を尊重している”
などで、検診結果も全て正常ということで、今回の”ほすぴ学習会”の内容そのもので、大変参考になりました。


稲垣美智子さん

長谷部武久さん

AGE測定

2020年10月 月例会を行いました

 

活動名 10月度月例会
日 時 2020年10月25日(日)13:20~15:39
場 所 イーブルなごや 視聴覚室
地下鉄名城線「東別院」駅より徒歩3分 (3密を避けて実施)
参加人数 対面:会員27名 Zoom:会員11名
テーマ 自由研究発表2件(Zoomで同時中継)
内 容
13:00-13:20 受付
13:20-13:30 開会挨拶
本日のスケジュール
9月度月例会アンケート報告:神谷理事
戸松理事長挨拶
アイスブレイク:林光則さん

13:30-14:24 ①自由研究発表「がん、驚愕の真実」
担当:林光則さん 質疑応答14分
14:24-14:40 休憩
14:40-15:32 ②自由研究発表「簡単!見た目マイナス5歳になる方法」
担当:林香織さん 質疑応答12分

15:32-15:39 連絡事項:11月~来年2月の月例会予定:神谷理事
ストレッチ:吉田世都子さん、アンケート記入

①自由研究発表「がん、驚愕の真実」担当:林光則さん
<要約>
私達の細胞には寿命があり遺伝子の働きで日々新しい細胞に入れ換えられています。新しい細胞に入れ換える時には遺伝子のコピーミスが一定量起こります。
喫煙、化学物質、食品添加物、過度の飲酒、ウイルス・細菌などによる異物は一定量を超え体内に入ると遺伝子の書き換えや遺伝子に損傷を与えます。
また精神的ストレスが長く続くと交感神経が優位になり免疫細胞の顆粒球が増え細胞の入れ換えの激しい消化器官の粘膜層などで発生した老廃物の処理に活性酸素を使い遺伝子を損傷させます。
メタボも脂肪細胞から慢性炎症を起こすホルモンが分泌され全身の細胞で炎症が起こり遺伝子の損傷を起こします。
コピーミスや損傷を受けた遺伝子は遺伝子修復酵素の働きで修復され、異物は免疫細胞の働きで破壊され、損傷を受けた細胞・細胞小器官や過食で余ったタンパク質はオートファジーやアポトーシスという仕組みで分解除去されます。
発生した少量のがんは自然免疫細胞により処理され健康を保ちます。がんの増大は、これらの原因による細胞増殖遺伝子や増殖抑制遺伝子の異常が修復機構の能力を超え修復されない場合に発生します。
しかし、がんは余剰な糖分を大量消費すると共に、余剰なタンパク質をオートファジーを活性化し分解し、細胞内環境を正常化し、そのままでは死に至る命を、必死に長らえてくれているという側面が有ります。
がんになる生活習慣を見直して健康長寿を手に入れましょう。

②自由研究発表「簡単!見た目マイナス5歳になる方法」担当:林香織さん
<要約>
健康な美肌作りには表皮の下にある真皮という肌のハリや弾力を作る場所を健康にする必要があります。そのために必要な栄養素と酸素は体の全血管の95%以上を占める毛細血管によって届けられ不要な老廃物や二酸化炭素も毛細血管で回収されます。
しかし生活習慣が乱れると毛細血管が幽霊のように消えてしまう”ゴースト化”が起こります。
この予防には食事の栄養バランス、適度な運動、十分な睡眠が必要で、血液・血管の材料である適量のタンパク質・鉄分摂取・毎日の有酸素運動・夜10時から2時の睡眠習慣が大切です。
特に睡眠中に血液・血管・肌は作られますので規則正しい生活習慣を身に着けましょう。
毛細血管が健康になれば、他の病気も予防できます。加えて肌のマッサージをすれば、”見た目マイナス5歳の美肌”が手に入ります。

3密を避け実施


林光則さん

林香織さん

2020年9月 月例会を行いました

 

活動名 9月度月例会
日 時 2020年9月27日(日)13:21~15:39
場 所 ナディアパーク デザインセンタービル6階 市民活動推進センター集会室
地下鉄名城線「矢場町」駅より徒歩5分
参加人数 対面:会員25名 Zoom:会員11名
テーマ ほすぴ勉強会,Zoomで同時中継 & 会員活動報告
内 容
13:00-13:21 受付
13:21-13:33 開会挨拶
本日のスケジュール
8月度月例会アンケート報告:神谷理事
戸松理事長挨拶 新会員紹介: 田中信子さん
アイスブレイク:服部宣子さん、神谷理事
13:33-14:18 ①ほすぴ176号 勉強会、Zoomで同時中継、担当:服部宣子さん、質疑応答13分
14:18-14:35 休憩
14:35-15:32 ②会員活動報告 担当:長谷部武久さん、質疑応答18分
連絡事項;10月~来年2月の月例会予定:神谷理事
15:32-15:39 ストレッチ:小林知佐登さん、アンケート記入

ほすぴ176号、もっと知りたい!~食の知識おいしさの科学~
<要約>
食事をする目的はその栄養素で体を動かすエネルギーを作る(炭水化物・脂質)、筋肉や骨を作る(タンパク質)、体の調子を整える(ビタミン・ミネラル)などですが、食事の「おいしさ」への工夫が人に生きる喜びを与え健康づくりに影響を与えます。
「おいしさ」は食材の持つ甘味・酸味・塩味・苦味・旨味・渋味の基本味が作りますが煮る・蒸す・焼く・炒める・揚げるなどの加熱と食材の切り方が見た目・香り・食感を変えます。
また発酵・熟成・燻製・焙煎などの加工は微生物が独特の「おいしさ」を作り栄養価を高めます。
しかし「おいしさ」は脳が作り出しますので、心と体の健康状態が一番大切です。
空腹と身近な人との交流を大切にして、季節のおいしい料理を味わい「おいしさ」を楽しみましょう。

会員活動報告「AGEとイリドイド」のお話 ~老化の原因と若返りの妙薬~
<要約>
AGE(Advanced Glycation End-products終末糖化産物)とは老化や様々な病気の原因物質の一つです。
AGEは全身に分布しているたんぱく質と余剰な血糖が時間をかけて結びつき「糖化」と呼ばれる反応を起こしたものです。AGEの影響を受けやすいのはコラーゲンなど細胞の破壊・再生のスピードが遅いたんぱく質です。
コラーゲンは細胞と細胞をつなぐ土台の役目をしています。AGEが皮膚のコラーゲンに蓄積すると弾力が失われます。血管や骨のコラーゲンに蓄積すれば動脈硬化や骨粗鬆症に繋がります。
目のレンズクリスタリンと呼ばれる透明なたんぱく質も生まれてから破壊・再生は行われませんのでAGEの蓄積は白内障に繋がります。脳の神経細胞も破壊・再生は行われませんのでアルツハイマー病などに繋がります。
AGEの蓄積を最少限にするには食事では糖質の摂取量を適正化する、野菜を最初に食べる、同じ食品でもGI値(Glycemic Indexグリセリック指数)の低い食べ物を選ぶ、良く噛んで腹八分の食事を心掛ける、AGEを多く含む高温で調理された食物を最少限に控えるなどです。
運動では食後こまめに動くようにしましょう。もし食事の摂取エネルギーが運動のエネルギーより多い状態が続くと余剰なエネルギーは脂肪となり脂肪細胞に蓄えられ満杯の脂肪細胞から高血糖を引き起こす悪玉ホルモンが分泌されます。
測定したAGEが高い人は生活習慣を改善しましょう。「イリノイド」と呼ばれる栄養素がAGEを減らすという研究が報告されています。
11月と12月の月例会でAGEの測定を計画しています。自分のAGE蓄積状態を知り生活習慣を見直しましょう。

3密を避け実施

服部宣子さん

長谷部武久さん

ほすぴ発表をZoomで同時中継

2020年8月 月例会を行いました

 

活動名 8月度月例会
日 時 2020年8月23日(日)13:20~15:52
場 所 ナディアパーク デザインセンタービル6階 市民活動推進センター集会室
地下鉄名城線「矢場町」駅より徒歩5分
参加人数 会員24名
テーマ 今後の月例会開催のための意見交換会
内 容
13:00-13:20 受付
13:20-13:26 開会挨拶
本日のスケジュール
7月度月例会アンケート報告:神谷理事
戸松理事長挨拶 新会員紹介: 牧野まゆみさん、飯田佳代子さん、水谷公一さん
13:26-14:32 ①全員発言、今後の月例会開催のための意見交換会(1人2分30秒以内で提案)
14:32-14:42 休憩
14:42-15:42 ②ZOOMの使い方、担当:竹内慎司、38分
③ZOOM主催者経験談、担当:市川元英、10分、
④全体質疑応答:12分
15:42-15:47 連絡事項:9月~来年1月の月例会予定:神谷理事
15:47-15:52 ストレッチ:吉田世都子さん、アンケート記入

全員発言、今後の月例会開催のための意見交換会
<要約>
開始に際し神谷理事から、マンネリ化していると指摘のある「ほすぴ勉強会&会員活動報告」中心の月例会を、withコロナを契機に皆様の広い視野も取り入れ改善したい!と説明がありました。

[主な提案]
(1)地域の健康づくり活動は屋内から屋外での実践活動にシフトしています
(地域の名所発見ウォーキングで体力脳力強化、老人姿勢改善ストレッチ&筋トレで地域ニーズ達成など)
会の活動も地域ニーズに合った結果重視の方向に改善したらどでしょうか。
(2)私は大学で管理栄養士の資格を得ましたが活用していません。同じような資格保有者が集い資格を生かした活動ができたら自分も他の会員・地域の皆様にも喜ばれると思います。
(3)薬物乱用防止、AGE測定で自分を知るなど結果の出せる活動にしたいです。
(4)私は大病院で長く働きましたがウイルスと細菌では予防法が異なります。今後を考えると細菌の予防法を普及する場を設けるべきです。
(5)全員集合の活動ではなく、入会動機が果たせる様に、目的別部会にシフトして欲しいです。
(6)ウイルスは無くならないのでリモートが普通で通常の月例会が稀にして欲しいです。
(7)自分は若者ですが自分も友人もコロナの意識、健康意識は低くアルコール、たばこは減りません。若者の行動を変える実践活動が今一番求められていると思います。
(8)自分は股関節、頸椎、脳の手術をしています。会員の苦しい経験を調査し、これらを無駄にしないで生かして欲しいです。
(9)コロナは怖いがテレビ毎に意見が違いどれが正しいか調査し発表してはどうでしょうか。
(10)会の活動はインプットばかりでダメです。遠方の人が多いので地域毎にアウトプット中心の活動が当たり前の会にしないと存在意義がありません。
[全体質疑]他県の活動も勉強していますがJAPAからは愛知県は一番活動が活発と言われておりその通りだと思います。しかし地域の人に喜ばれてこその会にしないといけないです。

ZOOMの使い方
<要約>
YouTube動画【初心者向け】はじめてのZoomミーティング参加方法(基礎の基礎)を2回視聴。
ZOOMは難しくはありません。自ら動画を学び、実践し慣れることが大切です。いくら説明を聞いても使えるようにはなりません。
③ZOOM主催者経験談
<要約>
現在、放送大学で遺伝子を学ぶゼミをZOOMで運営しその主催者をしている体験を述べます。
ZOOMの無料版には時間制限が有り主催者が入室後40分で回線が切れます。このため1日に40分1コマのゼミを休憩20分を挟み2回行っています。

40分の内容はZOOM入室確認5分、主催者挨拶1分、先生挨拶2分、講義10分、質疑応答20分、終了2分前に終了宣言を行い終了します。
ゼミは先生と学生16人の構成です。先生は学期の始まる前にテキストを選び、主催者2人でテキストを16分割し学生の講義分担を決めます。学生は自ら勉強し、自分の分担を10分間で講義します。先生は質疑に加わるのみです。
月に2回ゼミを行い、4か月で1冊のテキストを完読します。
主催者として感じていることは、参加者には時間への正確性が求められるということを知って欲しいです。入室時間を守る。講義時間を守る、質疑も事前に内容を整理し時間を無駄にしないなどです。テキストの内容が難しいので主催者間で相談し想定質問なども準備しています。
主催者は2名必要だと思います。先生とゼミ生の都合などを調査しゼミ開催日程を決める。出欠を確認する。講義分担表を作る。講義資料をゼミ開催日前日に集め先生とゼミ生に配信する。ゼミ当日のZOOM招待メールを作成し配信する、ゼミ当日の司会進行などですが、やることが多いのでうっかりミスを指摘してもらうことが多く、1人では困難だと感じています。
ZOOM会議は面接授業のように、参加者と雑談する楽しみが無い分、主催者が魅了ある内容にする必要があると思います。
④全体質疑応答
(質問1)ZOOM練習日を設けましたか?
(回答1)参加は自由で3日間時間を決めて実施しました。2回出席すると3回目は欠席する人が殆どでした。
 
(質問2)ZOOM経験者は挙手をお願いします。
(回答2)24名中約半数が挙手。
 
(質問3)ZOOM主催者経験者は挙手をお願いします。
(回答3)ゼロでした。
 
(質問4)招待メールのURLをクリックして入室する方法とミーティングIDとパスコードを入力して入室する方法がありましたがどちらを使えば良いのでしょうか。
(回答4)通常はURLで良いと思います。とても重要な機密情報などを扱う会議ではURLでは心配です。


3密を避け実施

熊代育子さん

水谷公一さん

田中直美さん

竹内慎司さん

市川元英

2020年7月 月例会を行いました

 

活動名 7月度月例会
日 時 2020年7月26日(日)
場 所 ナディアパーク デザインセンタービル6階 市民活動推進センター集会室
地下鉄名城線「矢場町」駅より徒歩5分
参加人数 会員31名
テーマ ほすぴ175号学習会&会員活動報告
内 容
13:00-13:20 受付
13:20-13:28 開会挨拶,本日のスケジュール,6月度月例会アンケート報告:嶋﨑理事
戸松理事長挨拶,新会員紹介:岩田たかね さん
13:30-14:28 アイスブレイク&ほすぴ175号学習会
担当:中野勉さん
質疑応答15分
14:28-14:40 休憩
14:40-15:40 会員活動報告:我が町・福祉委員と地域とのふれあい活動
担当;塚本春雄さん
質疑応答15分
15:40-15:45 連絡事項:7月~11月月例会予定:嶋﨑理事
15:45-15:53 ストレッチ:高山幸生さん、アンケート記入

<ほすぴ175号要約;時代と共に移り変わる食>
食事から取る各栄養素には1日当たりの摂取基準が有り多くても少なくても健康障害のリスクになります。
縄文時代の主食は食物繊維やビタミンが豊富な木の実で魚貝類や動物の肉を食べバランスの良い食事と狩猟による豊富な運動量で医学の無い時代でも寿命は65歳以上と長寿でした。
弥生時代は稲作が伝わり栄養バランスの良い玄米を主食とし食料も安定し農作業で運動量も豊富で身長は伸び人口も増加しました。
稲作で動物を農作業に使い始めた頃から動物の肉の摂取量が減り身長は少し低くなりました。
飛鳥時代の肉食禁止令で日本人の食生活は玄米と様々な野菜(元々は薬草)を使った素朴なものになりましたが健康でした。しかし貴族は主食が白米で魚・乳製品などの豪華な食事によりビタミンB1が不足し脚気になり運動不足で糖尿病を発症し多く人が命を落としました。
大陸や南蛮から様々な食品が日本に伝わり武将達は自分の健康状態が戦の勝ち負けに影響するため何をどう食べるか考えました。
特に徳川家康は最新の医学書を学び主食の麦飯と地元の新鮮な食材を加工せずに料理し,よく噛んで食べ,鷹狩で体を鍛え,そこで得た鳥肉と小魚を好み健康長寿と天下統一を成し遂げました。私達も家康公に学び加工食品にまみれた食事と運動習慣を見直し,健康長寿と人生の目標を達成しましょう。
<会員活動報告要約>
本日は私の地元岡崎市福岡学区社共福祉委員会での活動報告をさせていただきます。
私達の活動をひと言で申せば,高齢者の自宅を定期的に訪問し健康状態を把握し困り事の相談に乗り解決すること及び地区の公民館などでお茶飲み会を開催し高齢者と近所の皆様との交流を続け益々元気になってもらい生涯健康で良い人生を送ってもらうお手伝いをすることです。
困り事の解決としてゴミステーションの段差を取り除きつまずき転倒防止をしたこと,公園の樹木が大きくなり過ぎ枯れ葉で困っていることの解決や歩道の美化で運動したくなる街づくりを行いました。お茶飲み会では特に小学生と交流を深め元気をもらっております。いつもありがとうと感謝されることが,私達の喜びでもあります。


3密を避け実施

中野勉さん

塚本春雄さん
市川 元英

2020年6月 月例会を行いました

 

活動名 6月度月例会
日 時 2020年6月28日(日)
場 所 イーブルなごや 2階、視聴覚室(126名収容席を半減以下にして使用)
名古屋市中区大井町7番25号、電話番号;052-331-5288
地下鉄名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分
参加人数 会員24名
テーマ ほすぴ174号勉強会&全員発言
内 容
13:00-13:20 受付
13:20-13:27 開会挨拶、本日のスケジュール:嶋﨑理事、戸松理事長挨拶、
講師養成研修会終了者に終了証書授与:稲垣美智子さん
新入会員紹介:久納佳奈絵さん、藤田琢爾さん
13:27-14:20 アイスブレイク&ほすぴ174号学習会、
担当:齋藤遼輔さん、
質疑応答20分
14:20-14:35 休憩
14:35-15:57 全員発表会:自己紹介&近況報告、
1人2分30秒で発表、
途中休憩10分
15:57-16:05 連絡事項:7月~12月月例会予定:嶋﨑理事
16:05-16:08 ストレッチ:小林知佐登さん、アンケート記入

<ほすぴ174号要約>
食事により吸収された栄養素は様々な働きをしています。
エネルギーを作る、それを使って体温を作る、筋肉を動かす、各臓器を動かし必要な役割を果たす、寿命を迎えた細胞を作り代える、腸内環境を整え腸内細菌が人体に有益な物質を作るのを助ける、不要物の排泄を促す、酸化、糖化を防ぎ体の調子を整えるなどです。
必要な栄養素を過不足なく取る仕組みが、空腹感と満腹感です。
血糖値が空腹時血糖値まで低下すると脳の視床下部の摂食中枢が反応し空腹感が生まれ食欲が湧きます。
食事を取ると血糖値が上昇し脳の視床下部の満腹中枢が反応し満腹感が生まれ食欲が無くなります。
注意すべきは点は過不足を感じられる栄養素は糖質のみと言うことです。
各栄養素の1日の必要量を含んだ1日の献立を作る知識が必要です。
食欲は胃の縮み、膨らみ、食事の見た目、臭い、味、ストレスも影響します。
これらの知識を生かし、出来るだけ決まった時間に食事をし、運動、睡眠の時間をバランス良く確保した生活習慣を身に着け、健康を維持して行きましょう。

<質疑応答>
排泄、食事、睡眠の時間管理、誤嚥防止方法、唾液腺の刺激方法、予防接種の考え方など、活発な意見交換を行いました。

<全員発表会:自己紹介&近況報告>
入会動機、仕事の内容、趣味、地域での活動など、貴重な情報交換を行いました。


稲垣美智子さん

齋藤遼輔さん

服部宣子さん

久納佳奈絵さん
市川 元英

2020年4月 第11回通常総会を開催しました

活動名 第11回通常総会
日 時 2020年4月26日(日) 13:00~14:28終了
場 所 テレワークにて実施(LINE愛知県健康管理士会グループ通話)
議 案
  1. 令和元年度事業報告書承認
  2. 令和元年度活動計算書承認
  3. 令和元年度会計監査報告
  4. 令和2年度事業計画書(案)承認
  5. 令和2年度活動予算書(案)承認
  6. 役員辞任
  7. その他
結 果 委任37名,承認可26名,承認否1名,合計63名の委任・承認を得た。
会員総数76名、委任・承認は1/2を超え議案①~⑥は成立した
但し、総会資料に誤記有り→お詫びと訂正版を郵送する(戸松、神谷)
⑦その他

  1. 承認否、NTさんの質問と回答
    1. 月例会準備会費用の内訳を知りたい
      回答:昼食を挟み事前段取準備実施、昼食代の支給です
    2. 健康増進に対する講座テーマと講師選定方法を知りたい
      回答:現状は、月例会でのアンケート要望、会員とのコミュニケーション情報、理事会での役員の意見などを総合し決定している
    3. 会議費が予算をオーバーしている理由を知りたい
      回答:ナディアパーク抽選外れにより高額の会場を借りたため
    4. 月例会の計画が毎年同じでマンネリ化していないか
      回答:毎年度、会員の皆様が参加したくなる内容・時間帯を心掛けて改善をしていますが、至らない点があると思います。
      今後はメールでの改善要望を常時受付します。
      会の新メールアドレスの周知を月例会及び月例会案内メール、会のホームページ等でPRします。
    5. 役員はどうやって選んでいるのか、なぜ変わらないのか
      回答:現状は月例会に安定的に出席いただけている人に声かけをして役員になってもらっています。
      しかし現状はそのような人が少なく、しかも役員になっていただいたのに自己都合で退会される人が続き、
      結果として変わっていないように見えています。更なる改善努力を続けます。
    6. 行事への出欠連絡、情報の共有方法の改善をして欲しい
      回答:行事への出欠連絡方法はネットを使った方法を検討します。
      情報はJAPAのホームページ、会のホームページ、facebookで公開しています。
  2. “はがき”による質問:STさん
    総会後、電話で本人に説明し了解を得た(戸松)

    1. 健康増進に関する啓発事業の支出項目”抽選会打ち合わせ内容”不明
      回答:抽選落選2回→再度別会場抽選会に出席、その諸費用
    2. ビジネスフォーラム参加費用内容不明
      回答:参加の目的など詳細を説明する(戸松、山岸)
    3. 予防協受験対策講座受付補助費用内容不明
      回答:2回分の日当です

-以上-

市川 元英

2020年2月 月例会を行いました

 

活動名 2月度月例会
日 時 2020年2月23日(日) 13:20~16:20
場 所 ナディアパークデザインセンタービル6階
名古屋市市民活動推進センタ-集会室
地下鉄名城線「矢場町駅」下車5・6番出ロより徒歩5分
参加人数 会員31名
テーマ ほすぴ173号勉強会&会員活動報告
内 容
13:00~ 受付
13:20 開会挨拶、本日の計画、アンケート報告:嶋﨑 國郎
13:22 理事長挨拶:戸松 義明
13:24 アイスブレイク&学習会「ほすぴ173号」担当:河野 隆
13:58 A~Fグループ討議&各グループ討議結果発表、進行:神谷 進
14:45 -休憩-
15:10 会員活動報告:高山 幸生、発表38分、質疑応答10分
15:58 連絡事項:
月例会&講師養成研修会予定:嶋﨑 國郎
サマーセミナー案内:山岸 久夫
ストレッチ:吉田 世都子
アンケート記入
16:20 解散

学習会「ほすぴ173号」2019年健康のための最新情報、担当:河野 隆
<要約>
我が国の現状は女性の平均寿命世界2位、男性世界3位で少子高齢化が進んでいます。
平均寿命世界1位は男女共に香港です。香港政府は公園と体育施設を整備し国民に運動を呼びかけ約20年かけて世界下位から世界1位にしました。
日本政府にとっても健康寿命の延伸が課題で2020年度からフレイル健診を導入する事を決めました。
高齢者が加齢に伴う筋肉や骨などの機能低下をいち早く自覚し運動、口腔ケア、食事改善に努め、いつまでも社会参加を続け人生100年時代を謳歌して欲しいと考えたからです。
また近年世界的に小中学生の近視増加が問題になっています。
これはスマートフォンの利用増加と外で遊ばない子供が増えた事等が原因です。
最新の研究で太陽光に含まれる”バイオレットライト”という光が近視の進行を抑えていることが分かりました。
昼間2時間眼鏡を外し外に出ることで近視を抑えられるため近視が深刻なシンガポールや台湾では既に法律を改正し授業の改善に取り組んでいます。

 
<グループ:発表者:主な報告>
Aグループ:小野 紀代子:前向き思考が大切。一般の人に節酒と禁煙の大切さを伝えたい
Bグループ:尾崎 裕子:医師と対話できるがんの知識を身に付ける事が大切
Cグループ:齋藤 遼輔:60歳から病気になる確率が増えるので予防法の習慣化が大切
Dグループ:小川 知江:フレイル予防には歩くことと口内マラソンの習慣化が大切
Eグループ:稲垣 美智子:生きがいを持つ人は健康で長生きな事を皆に伝えたい
Fグループ:井口 郁代:コミュニケーションが寿命を決める事を皆に伝えたい

 
会員活動報告「からだの不思議~老化のしくみ~」担当:高山幸生
<要約>
父の病気がきっかけでなぜ病気になったのか、どうすれば健康を取り戻せるのか知りたくて健康管理士の資格を取得しました。
入会し1年程活動した時点で学んだ知識の活用の場を探していた所、市の広報誌で栄養改善などの講話ができる人の募集を知り応募しました。
翌月には市から登庁の連絡が入り資料で会の活動を説明した所、老人会”刈谷市西境あじさいクラブ”の総会後に講演することが決まりました。
下見などの準備を進める段階で昨年度は医師が講演をした事を知り少し不安になりましたが当日は100名の聴衆の前で老化のしくみを対話しながら講演できました。
老化は糖化と酸化が原因で進みますが食事と運動を適切にすれば老化のスピードを遅くできることを動物実験の写真やスライドで具体的に説明しました。
聴衆の9割が女性でしたので食事の説明では大変盛り上がりました。高齢者の皆様のお役に立てたことが一番の喜びです。

 


河野 隆

小野 紀代子

尾崎 裕子

齋藤 遼輔

小川 知江

稲垣 美智子

井口 郁代

高山 幸生

市川 元英

2020年2月 健康学習セミナーを行いました

活動名 健康学習セミナー
日 時 2020年2月15日(日) 14:00~16:30
場 所 ウィルあいち3階大会議室 名古屋市東区上竪杉町1番地
テーマ 第1部 「あなたは大丈夫? 意外と知らない隠れ肥満」
名古屋市立大学大学院医学研究科消化器・代謝内科学准教授 田中 智洋 先生
第2部 「色のパワーで、毎日を元気に!」
愛知県健康管理士会 小林 知佐登
出席者 約35名
内 容
13:30- 受付
14:00-14:05 開会挨拶 日本成人病予防協会 参与 前山雄次
14:05-15:30 第1部 「あなたは大丈夫? 意外と知らない隠れ肥満
15:30-15:45 -休憩-
15:45-16:25 第2部 「色のパワーで、毎日を元気に!」

第1部
<要約>

肥満の定義は脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態でBMI≧25です。

肥満になると脂肪組織から分泌される動脈硬化を防ぐホルモンが減り高血糖や高血圧を起こすホルモンが増え放置すると糖尿病、脳卒中、認知症、心不全などのドミノが倒れます。

対策は肥満のドミノを外せば良いのです。しかし最近は”敵は肥満にあらず、代謝異常にあり!”状態です。

代謝異常とは内臓脂肪が増え続け行き場を失った脂肪が肝臓、膵臓、骨格筋などに付き臓器は異所性脂肪で満たされ肥満の悪さに加え機能低下状態です。原因は運動不足で体温を作る筋肉が減ってしまいBMIは正常なのですが”隠れ肥満”状態なのです。一度インボデー計測などで検査をしてみて下さい。

改善には体重日誌を付け栄養指導を受け有酸素運動を習慣化して明るく前向きに行動を変えてみることです。なかなか痩せられない人はぜひ肥満外来を受診してみてください。

第2部
<要約>

色には人を動かす力が有ります。例えば赤は血行を良くして人を前向きにします。アメリカ大統領はここぞという時には赤のネクタイを絞めます。

人は生まれ持った髪、瞳、唇などの色とその人の持つ雰囲気が調和した似合う色、パーソナルカラーがあります。
パーソナルカラー診断を受け自分のパーソナルカラーを知りましょう。パーソナルカラーによる服装選びは自分を輝かせ周囲の人から”似合うね”と言われ、パーソナルカラーで家を飾れば、生き生きした毎日を過すことができるでしょう。

自分を最も輝かせる自分の色を見つけて毎日を元気に過ごしましょう!



健康学習セミナーの様子
写真をクリックすると拡大した写真が見られます。

※健康学習セミナーの詳細は、こちらもご確認ください。

市川 元英