健康管理士会青森県青森県

2020年7月 定例研修会を行いました

活動名 定例研修会
日 時 2020年7月5日(日) 13:00~16:30
会 場 青森県総合社会教育センター
参加者 会員8名
内 容① タイトル:「細菌とウイルス」
講師:神 一男
※生物の定義

  1. 本体が膜や殻によって外部と区切られている。
  2. 外部から養分を取り入れ生長しエネルギーを生産。
  3. 細胞分裂し自分の子孫を作り遺伝子を残す。
  • 細菌→1~5μで生物(単細胞でDNA・RNAが存在)
  • ウイルス→0.02~0.3μで上記②の代謝ができないので非生物。
    細胞はなくDNA・RNAのどちらか片方を持つ。
    細胞内に自分のコピーを作り、やがて破裂しウイルスが飛び出し他の細胞に入り込み増殖。
内 容② タイトル:「世相健康論」
講師:神 一男
巷間交わされる市井の健康論とエビデンスに基づく健康論を、著名な作家の健康論と対比させながら解説。
今回は受講者と一体化を図る為、音読を取り入れた講義にしました。

  1. 人それぞれの朝ご飯→人それぞれの身体構造は違うので自分に合った食事法でよい。
    (和食の勧め→一汁三菜・塩分控えめ・野菜は350g摂取)
  2. 体型を西欧人に合わせる必要はない
    • 肥満タイプを知る方法(リンゴ型は生活習慣病に罹患しやすい)
      ウエスト÷ヒップ→男性0.9以上でリンゴ型 女性0.85以上でリンゴ型
  3. 腹八分の勧め→年齢を重ねるにしたがって一分ずつ減らす(仕事内容に合わせる)
    ※一日の必用エネルギー→標準体重×活動レベル指数(軽労30・中労35・重労40)
  4. 老化と鈍感力
    ※老化・・・・赤ちゃんは4足歩行→成長するにつれ2足歩行→高齢者は3足歩行(杖)
    ※老年・・・・子や孫の数が、自分の真の友人の数を上回った時
    ※鈍感力・・・衰えは鈍感につながり、怖い事などにあまり危機感を覚えない
  5. 治るとは治まる事
    病気の完治という表現は完治ではなく治まっているだけ。
    治まっている状態を長続きさせるのが養生であると著名な作家の自説。
    ※食事・運動・睡眠→生活習慣を見直すことが肝要
 

2020年6月 定例研修会を行いました

活動名 定例研修会
日 時 2020年6月7日(日) 13:00~16:30
会 場 青森県総合社会教育センター
参加者 会員10名
内 容① 13:00~14:30
タイトル:「免疫力と腸内環境」
講師:会員の田附奈穂美さんが解説しました。
※免疫力(白血球)→細菌やウイルスの脅威から体を守る。
①自律神経の調整
②基礎代謝の向上
③腸内環境を整える
●免疫力向上に関わる実践と予防法
①食事はよく噛む
②ゆる筋トレ・ストレッチ
③腹式呼吸
④笑う
⑤太陽光線を浴び朝食をしっかり摂る
⑥睡眠と休養
⑦肩回し・リンパマッサージ
●発酵食品→植物由来の食品(納豆・味噌・醤油・酢・ぬか漬けなど)
●腸内環境(免疫力の70%は腸にある)→善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7
●腸が関与する不調
うつ・便秘下痢・食欲不振・肥満・不眠・アレルギー・がん・生活習慣病など

 
内 容② 14:30~15:00
ミニ講座
タイトル「痛みのメカニズム」
講師:神 一男氏解説

  1. 損傷部に痛み物質→セロトニン・ヒスタミン・ブラジキニン・プロスタグランジン他
  2. 発痛物質経路は知覚神経の末端から脊髄→視床→大脳皮質頭頂葉の体性感覚野へ伝達
  3. 慢性痛→間脳前面の側坐核の血流低下で、鎮痛物質オピオイドが抑制され慢性痛へ

※ストレスなどで神経が痛みを記憶する ※慢性痛などの解消法(楽しい事を取り入れ負のスパイラルから脱出)

知覚神経は求心性神経と解説

大腸の構造質問に解説する栃木氏

2020年4月 定例研修会(県民公開講座)を行いました

活動名 定例研修会(県民公開講座)
日 時 2020年4月5日(日) 13:00~15:00
会 場 青森県総合社会教育センター
参加者 会員10名 講師補助2名
内 容 「薬に頼らない認知症予防」講師:工藤 真理子
「心身機能活性運動療法」の1級指導士として、「脳梗塞・うつ病・身体機能障害その他のリハビリや後遺症改善」について、臨床例(DVD)と実技指導を解説しました。

●改善のメカニズム

  1. 活性温熱療法(深部体温上昇により筋肉や関節を緩和し、脳の前頭前野の活性化)
  2. 心身体操(筋力・運動機能の活性化で、認知症予防と筋力強化)
  3. 有酸素運動(フィンガースポーツ・フラバンドで脳神経を刺激し、全身の筋肉を活性化し体温調節・情緒安定・安眠効果を促進)
 

※今回の定例講座は新型コロナウイルス蔓延の渦中につきマスク着用の講座となりました。

2020年1月 つがる支部 定例研修会(県民公開講座)を行いました

活動名 つがる支部公開講座
日 時 2020年1月19日(日) 10:00~11:30
会 場 五所川原中央公民館
参加者 会員2名 一般7名
内 容① 「認知症とフレイルについて」講師:須藤 涼子
フレイルによって身体機能が低下するとともに、認知症状も呈してくる。
高齢者に限らず40代から始まる若年認知症もあり、加齢や物忘れと認知症との違いを理解し、
認知症にかかりにくい生活習慣が重要と解説。

内 容② 「音読で記憶力UP」講師:大橋 孝
朝刊の「天地人」を音読体験。毎日の音読で記憶力向上と認知症予防を奨励。

2019年12月 女性大学・大学院 講座

活動名 女性大学・大学院 講座
日 時 2019年12月25日(水) 10:00~11:30
会 場 青森市西部市民センター
参加者 32名
内 容 タイトル:「ストレスと疾病~うつ病・睡眠障害と太陽光線の関係~」
講師:神 一男(健康管理士上級指導員)
※ストレスを誘因とする病気のメカニズムと、過活性酸素によってホメオスタシス(生体恒常性)機能が低下し細胞にダメージを与える。また目の網膜から入る太陽光線が不足すると、セロトニンなど神経の伝達物質の低下によって、うつ病や睡眠障害に陥る。人工灯光源は神経に異常をきたすので自然光を浴びる事が大切と解説。

 

2019年12月 定例研修会(県民無料公開講座)を行いました

活動名 定例研修会(市民無料公開講座)
日 時 2019年12月1日(日) 10:00~12:30
会 場 青森県総合社会教育センター
参加者 会員10名  一般1名
内 容①

タイトル:「乳がんの予防」
講師:栃木悦子 10:00~11:00
乳がんの実態を統計したグラフで説明しました。
遺伝や生活習慣、害悪な環境などが発症の引き金になっているとし、
早期発見と医療受診が予防の必須条件と解説されました。

内 容②

タイトル:「乳がんの早期発見~自己検診をしてみましょう~」
講師:金澤正明 11:00~12:00
ピンクリボンアドバイザーの立場から、乳がんの自己検診を中心にマンモグラフィ検査を動画で解説しました。
乳がん患者の50%以上は自己発見後医療機関を受診しています。
また、40歳以上の女性ではマンモグラフィ検診が前提とされている。
※セルフチエック→乳房の張りが引いて柔らかく、月経開始5日目より一週間程度が最適。
※検診の種類→マンモグラフィ・超音波・視触診

  
内 容③

「新会員歓迎会・ランチ忘年会」 13:00~15:00
会 場  「あじ菜」
参加者   会員13名
※一年間の活動を反省しながら楽しい忘年会でした。
余興は①のジェスチャーや、脳トレゲーム、じゃんけん片足立ちなど。
②は新会員の田附奈穂美さん。

2019年11月 つがる支部 定例研修会(市民公開講座)を行いました

活動名 つがる支部公開講座
日 時 2019年11月17日(土) 10:00~11:00
会 場 五所川原市中央公民館
参加者 会員2名 一般2名
内 容 「脂質異常症」講師:大橋 孝
※脂質異常症は動脈硬化まで静かに進行する。
※運動習慣とともに禁煙・肥満に気を付ける。
※特に肝臓で過剰コレステロールにならない様、生活習慣の是正が肝要。
※トリグリセライドを分解するリポタンパクリパーゼを活性化させる運動習慣を身に着けることが重要。※食事で摂る油脂に気を付ける


各自の脂質数値を確認

2019年11月 定例研修会(県民無料公開講座)を行いました

活動名 定例研修会(市民無料公開講座)
日 時 2019年11月10日(日) 13:00~16:30
会 場 青森県総合社会教育センター
参加者 会員5名  一般4名
内 容① タイトル:「ストレスとうまく付き合う」
講師:西田充子 13:00~14:30※ストレスの感じ方は、遺伝と成長期の環境で個人差がある。
※解消法→例(笑い・ウォーキング・ボクシングエクササイズ・畑仕事ets)
※笑み筋体操の指導

 

内 容② タイトル:「折り紙で指先を使う認知症予防」
講師:嶋田町子 14:30~15:30
※認知症の種類を講話
※折り紙でつまようじ入れや、しおりを作成(指先と頭を使いました)。

2019年10月 生涯学習フェアを行いました

活動名 青森県総合社会教育センター主催生涯学習フェア
日 時 2019年10月5日(土) 10:00~16:00
会 場 青森県総合社会教育センター
参加者 会員9名 一般延べ80名(児童含む)
内 容① 「ラダーゲッター」:佐々木朋子
※老若男女、児童も楽しく参加しゲームを楽しみました。

 
内容② 「熱中症予防」講師:大橋 孝
※外気温が熱中症の危険がある場合、それを判定する機器を持ち込み説明しました。炎天下での水分の摂取、睡眠を確保が肝要である。内容③
「清涼飲料水に砂糖は何グラム?」講師:西田充子
※某メーカーの清涼飲料の砂糖含有量について解説し、実際に参加者が角砂糖の数量を体験し、其の多さに驚愕していました。


(熱中症予防)

(清涼飲料水に砂糖は何グラム?)
内容③ 「笑いで健康クイズショー」講師:神 一男
※お笑い健康寸劇で始まり、人体各器官の疾患について笑いをとりながら解説しました。

 
内容⓸ 「健康測定」:金澤正明・栃木悦子・嶋田町子・工藤真理子他
※血圧測定・握力測定・ツウ―ステップ測定・立ち上がり測定


(姉妹で握力測定)

(管理士会会員集合写真)

2019年9月 つがる支部 定例研修会(市民公開講座)を行いました

活動名 つがる支部公開講座
日 時 2019年9月21日(土) 10:00~11:00
会 場 五所川原市中央公民館
参加者 会員2名 一般4名
内 容 「高血圧②」講師:大橋 孝