第77回 健康学習セミナー(オンライン)
2025.03.05
健康増進支援活動
2025年2月9日(日)、健康学習セミナー「見えない痛み「片頭痛」はなぜ起こる? ~症状を理解して痛みをコントロールしよう~」をオンラインにて開催いたしました。
今回のセミナーでは、北里大学医学部脳神経内科学客員教授、富士通クリニック頭痛外来、富士通グループ産業医の五十嵐久佳先生をお招きし、片頭痛の症状と発症のメカニズムや日常生活での悩みやつきあい方、コントロール法について、最新の片頭痛治療法も交えてお話いただきました。
今回の講座で学んだこと
- 片頭痛の症状と発症のメカニズム
- 日常生活での悩みやつきあい方、コントロール法
- 最新!片頭痛治療法 など
挨拶 日本成人病予防協会 学術部 次長代理 越川絵里子
講師 五十嵐久佳先生
(北里大学医学部脳神経内科学客員教授、富士通クリニック頭痛外来、富士通グループ産業医)
スライド資料を使いながら、頭痛の種類や片頭痛の攻略法などについて、様々な調査データを交えながらお話いただきました。
参加者の声
- 自分の片頭痛の誘因や徴候を知ることができた
- まずは頭痛の種類(片頭痛や緊張型頭痛)や、その誘発因子、引き金、兆候を知ることが大切である。
- 質の良い睡眠を得られるようにカフェインの取り過ぎに気をつけ、週に3回30分間のウォーキングをしたいと思います。
- 生活習慣的には足りないと感じる事として朝日を浴びてセロトニンからメラトニンの合成を活発化させてより良い睡眠を取れるように努力したい。
- ストレスの軽減、良質な睡眠、長時間のパソコン・スマホ使用をやめ目の負担を減らす、適度な運動などで改善を試みたいと思います
- 身近な方への症状に気付き、出来うる限り対処サポートができる事が、自分と周りの方々の仕事・生活のQOLの向上につながると感じました など
片頭痛と緊張型頭痛の有病者は世界で30億人。ご自身や周りの方が頭痛に悩まされているという方も多いのではないでしょうか。今回セミナーでは、臨床現場の情報も交えながら、片頭痛はどのようなものかという基礎知識から日常生活への影響、ご自身での対処方法などをお話いただきました。限られた時間ではありましたが、受講者の方からの質問にもお答えいただき、片頭痛の方へのアドバイスにも活かせていただける内容を学んでいただけたのではないかと思います。
今後も、皆様に健康に関する知識をお伝えして参ります。ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
知識と意識が未来を創る
~医療費の削減を目指して~
日本成人病予防協会 広報企画室