社会貢献活動

第76回 健康学習セミナー(オンライン)

2025.01.08
健康増進支援活動

2024年12月8日(日)、健康学習セミナー「時間栄養学から考える『食べ方改革』~不規則な生活の人が知っておきたい食事法~」をオンラインにて開催いたしました。

今回のセミナーでは、兵庫県立大学環境人間学部食環境栄養課程教授の永井成美先生をお招きし、不規則な生活における身体への影響のほか、時間栄養学の観点から考える食事の摂り方をはじめとした日常生活のポイントについてお話いただきました。

今回の講座で学んだこと

  • 時間栄養学とは
  • 不規則な生活による身体への影響
  • 夜遅く食べる時のポイント~シフトに合わせた食事の摂り方~ など

セミナーの様子

挨拶 日本成人病予防協会 学術部 次長代理 越川絵里子

挨拶 日本成人病予防協会 学術部 次長代理 越川絵里子

講師 永井成美先生 (兵庫県立大学 環境人間学部 食環境栄養課程 教授)

講師 永井成美先生
(兵庫県立大学 環境人間学部 食環境栄養課程 教授)

スライドを使いながら、わかりやすく解説していただきました。

スライド資料

参加者の方の声

  • 夫が21時過ぎの夕飯で就寝も23時過ぎ、起床は6時なので今後の生活習慣にも気をつけて食事作りをしていこうと思いました。
  • 遅い食事や欠食、運動などが腹囲や空腹時高血糖、HDL低値に影響することを知れて大変勉強になった。
  • 日本の研究と海外の研究をそれぞれご紹介いただき、興味深かったです。
  • 様々なデータに基づいた具体的・実践的なアドバイスを提示していただき、食事と体内時計の関係が大変に分かりやすく有意義な内容でした。
  • 朝食の大切さ、タンパク質摂取の3食のバランス、遅い時間の食事内容、夜食に甘いものとラーメンが食べたくなる原理も分かって、今後の生活の中に活かしていきたいと思います。
  • 朝食を食べるとなぜいいのか、体内時計と病気の因果関係についてアップデートしつつ、他の人にも教えていきたいと思っています。  など

24時間型の社会となり、本来の生体リズムとは異なるリズムで日常生活を送られている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。今回のセミナーでは、食事や就寝時刻がおそくなってしまう際にどのような工夫をすることで健康を維持することができるのか、様々なデータとともにお話いただきました。オンライン形式の講演ではありましたが、体内時計のタイプを調べるワークもあり、自分が朝型なのか夜型なのか知っていただくよい機会になったのではないでしょうか。

今後も、皆様に健康に関する知識をお伝えして参ります。ご参加いただきました皆様ありがとうございました。

 

知識と意識が未来を創る

~医療費の削減を目指して~

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